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八月の夕暮れ

朝が来て

夜が来て

また 朝が来て…

などとやっているうちに

季節は夏から秋へと移ろい

その秋も

知らぬ間に

冬へと姿を変えてしまう

季節をくり返し

人間は成長し

年齢を重ねていく

そして

過ぎ去ってしまったとき

すべては

一瞬の出来事だったように感じられる

 

 

 

 

 

「時が経つのは本当に早い」

「あっという間に…」

子供のころ

まわりの大人たちは

好んで

そうした表現を用いました。 

子供だった僕にとって

大人たちの言葉はナンセンスでした。

 

時間というものは どこまでも正確で

それに 速いも遅いもなく

一日には一日としての質感があり

一年には一年としての重さがありました。

 

少年時代の僕にとって 

時間とはKgで表示するものであり

決して 

Kmであらわすものではありませんでした。

 

それがいつの間にか

時間という乗り物で移動する

自分自身を感じ

そのスピードを感じ

空気抵抗を感じ

空気摩擦による痛みを感じ

カーブを曲がる際には遠心力を感じ

時として 

あまりのスピードで前方視野の狭まりさえも感じます。

昔であれば 余裕をもって手にすることができたものも

いまでは その速度ゆえに取り逃すことだってあります。

 

結果

何かの始まりは その終わりに向けての高速移動になりました。

「半年後に…」といわれれば

その刹那

僕を乗せた時間が

運動エネルギーを解放し

レーザー光線のごとく発せられ

半年後に向かっていくのです。

 

 

そういった

日常感覚が

語りかけてきます。

「いつの日か

存在自体の最終地点にたどり着く」

と。

 

思うというか

感じます。

 

僕も

あなたも 

幸せな人も

不幸せな人も

成功者も

失敗者も

努力する人も

努力しない人も

前向きな人も

後ろ向きな人も

男性も

女性も

アフリカ人も

アジア人も

勉強が好きな人も

勉強が嫌いな人も

ミステリアスな人も

ミステリアスでない人も

スポーツをする人も

スポーツをしない人も

健康に気をつかう人も

健康に気をつかわない人も

 

時間によって

終わりのときへ運んでいかれることを。

経年とともに

加速度をあげて…

 

 

僕個人としては とくに

悲しみも 焦りも 不安も 喜びも 切なさも 期待も

ありません。

 

ただ むかし 大人たちが言っていたことが理解できるようになった

むかし 子供心ながら 

彼らに対して

そこはかとなく抱いていた

無常感を

自分自身にも覚えるようになった

それだけの話です。

 

しかし

他の人は僕とは違うかもしれない

その時間軸を移動する中で

救いようのない痛みを感じているかもしれない

「目に見えるものだけが悲しみとは限らない」 のです。

 

埒の明かない話ですみません。

 

夏の終わりの夕暮れ時には

斯様に 

意味のないことを

考えてしまいます。

 

 

 

北浦和教室 安藤晃

 


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